2013年10月11日
国体の影響で例年よりも早く始まった市民体育大会でしたが、台風の影響などで延期となり、FALCOの初戦は10月に入ってからとなりました。
前日の雨の影響もほとんどなく、朝から曇りがちの天候はサッカーにはもってこいの状態となる予定でした。しかし、昼を過ぎてFALCOの試合が近づくにつれ天気が見違えるほどに良くなり、気が付くと残暑を思わせる日差しが、体力に難のあるチームには影響を与えました。
相手は、リーグに加盟していないチームのため状況が良く分からず、本来ならどんな相手であれ自分達の力を出すだけなのでしょうが、老練なメンバーを多く抱えるチームとってはその戦い方も重要となってきます。
試合はまず、お互い様子見の状況から始まります。その中でもMUSASHIDAIがやや優位に試合を進め始めていきますが、最初のチャンスをつかんだのはFALCOの方でした。相手ボールを奪って右サイドから崩しにかかり、相手のマークがズレたところを左サイドからフリーで上がってきたMF西にタイミング良くラストパスが通ります。フリーでボールを受けた西はGKと1対1の状況となって、GKの出際を突いたシュートを放ちますが、ボールは惜しくもゴール右へ外れてしまいました。
これで目が覚めたのか、この後はMUSASHIDAIの攻勢が強くなり、押され気味の展開でゲームは進んでいき、開始10分頃にゲームが動きます。右サイドをドリブルで突破され、ペナルティエリア内入ってきた相手にたまらずGK大庭(義)も飛び出しましたが、深い芝の影響かボールに軽く合わせたシュートは、GKの上をフワリと抜けてゴール左隅に決まってしまいました。
その数分後にも左サイドの突破から、折返しのボールに上手く合わされ追加点を奪われてしまいます。
前半の15分を過ぎた頃には2点差が付き、やや一方的な展開になりつつある状況となりました。しかし、その後は、やや相手も楽勝ムードに息抜きしたのか膠着状態が続き、前半もこのまま終わるかと思いきや、FALCOも意地をみせます。
右サイドでセットプレーをもらったFALCOは、ショートパスからMF塚原が中へ折り返します。ゴールエリア付近へ入ったボールは、早めに位置取りしていた相手DFが処理しようとしますが、背後からFW荻野目が
相手より一瞬早く前に出てボールに触り、そのこぼれ球を素早くボレーで押し込み1点を返します。その得点から間もなくしてホイッスルが鳴り、後半へ希望の持てる形で前半を終える事ができました。
ハーフタイムでは、相手の実力を認めつつも、同点へ追いつきPK戦又は逆転勝ちへと「たら」「れば」の話で盛り上がりました。
後半は、体力の消耗したメンバーの交替を行い、また気持ちを新たにして臨みます。開始早々から中盤でのボールの奪い合いとなりますが、またしても最初のチャンスはFALCOに。
右サイドでファールをもらい、このボールをMF塚原がゴール前へ放り込み、
これで、2対2の同点!「たら」「れば」の話が現実味を帯びベンチは大いに盛り上がりました。
府中市サッカーリーグ3部A 第6節 試合結果 >> |